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鈍色のすたるじぃ

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思うこと

こんばんは。
今日はちょっと真面目な私個人の創作物についてのお話です。こうして、ちゃんと書く機会が今までなかったので、長くなります……。楽しい話では無くてすみません。

私は、サイトでご存じの通り『俺の男に手を出すな』のシリーズをメインとして長年書き続けていて、舞台は病院とホスト界がシリーズ通して登場するという世界で書いています。
予め言っておきますが、私は医療従事者でもなくホスト業界の人間でもありません。
素人だからという免罪符を掲げて、一切仕事描写に触れない恋愛小説になるのが個人的に好きではないので、BL小説ではありますが、個人で出来るだけ資料を取り寄せて調べてなるべくリアルに表現できるようにしています。
ですが、医療監修もなく知人にも医療従事者もいない現在、本職の方やそれに詳しい方が見れば、矛盾点やおかしな描写、「こんなのありえない」のような展開があるのは重々承知しています。
それによって不快に思われた方、くだらない嘘小説だと思った方、いると思います。
その点は、未熟な作者で本当に申し訳ないと常々思っています。

少し話が逸れますが、恋愛小説に重点を置いた物語を書く上で、職業描写をどこまで入れ込むか。
毎回悩みつつ書いています。白衣を着ていて時々それっぽい台詞を言うだけの医者キャラや女性客との絡みが一切ないホストでも本当はBL小説ではいいのかもしれません。実際そういう話でも面白い物も沢山あると思うので。
ですが、私はそうはしたくなくて、結構登場人物にも、恋愛無関係のエピソードを持たせています。しかし、その描写をより詳しくもっともっとと書くのは、もうそれは恋愛小説の枠を越えますよね。読んで下さっている方も、別に医者の実態記録書やホストの裏話を読みに来て下さっているわけではないと思うので……。
そこの部分について、どこまで書くか、とても難しいし伝わらないことが多いんだなぁと思うときがあります。

今回04に置いて、佐伯が執刀した公開オペのエピソード。
これは特に、恋愛に重きをおいているエピソードなので手術シーンもカットしていますし、佐伯と晶のこの先に向かう方向性をえがくことを重要視しています。
オペの成功・失敗が二人の恋愛に直結しているので、より一層そこが目立つとは思うのですが、佐伯がこのオペに挑むまでに精神的に追い詰められるほどになったのは、恋愛の前段階で、『難易度の高い手術への恐怖』があったからです。
その恐怖というのは、佐伯の口からは恋愛絡みの事しか言っていませんが、準備に準備を重ねて患者を救えるかどうか。その恐怖です。シリーズの1.2.3の中での佐伯の医療に対しての向き合い方を描いたあとなので、そこは描かなくても伝わるだろうと思っていた私の思い込みですが……。佐伯は命を軽んじているという事は決してないつもりです。
手術後、患者を救えた事による喜びと安堵で指先が震える癖が佐伯にはあります。今回もその描写が入っています。人の命を救えたのだという安堵が根底にあるのです。
その上でオペ成功後に愛しい者へ思いを馳せる。
そうえがいたつもりだったので……、間違って伝わっている事があったようで悲しい部分でもあります。
ひとえに、私の描写力の足り無さなわけですが……;

他に、佐伯が助教授になる過程が手術だけしか描かれていなかったり、年齢による矛盾。そういった点は、実際の現状と違い相当にフィクション色が濃いです。都合の良いように書いています。
そんな事あるわけない!というご意見も尤もですが、そこはあくまで恋愛小説だという事で目を瞑って下さると助かります。
どうしてもそういう部分が気になって、話が全く面白くないと感じるようでしたら、私の作品とは合わなかったという事だと思うので、納得いくお話を書かれている小説を他のサイトでお探し下さいませ。

次回最終回という事で、準備をし結構精神的にギリギリな感じで頑張っていたつもりだったのですが……、今ちょっと糸が切れてしまったような状態です。05の新連載もあるのに、こんな時期に。
読んで下さっている方には本当に申し訳ありません。

親馬鹿だと思われるかもしれませんが、やはり自分で書いている彼らは10年以上付き合っているわけで自分より大切なくらいです。皆に愛されて欲しいって思っています。細やかな作者の願いですが……。

長い文章で支離滅裂気味ですが、今夜はこの辺で……。


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