2006/09/25 Category : 雑記 鳥釜飯のもと 先日初めて、炊飯器に入れて白米と一緒に炊くだけというとり釜飯の元というのを買い、夕飯に作ってみた。それを買う際に、妙に彼が「これめちゃ美味いよなっ」と押すので買ったのだが、まぁ 結果的に美味しかったので特に文句はない。彼がそこまで推奨する訳を聞いてみると、昔バンドをやってた当時、金が無くておかずを買えず(苦笑)せめて味付きの米にしたいとの理由でよく買っていたそうだ…。そこまで貧乏な状態っていったい…と思ったが、昔の事なのでツッコミはいれない事にした。しかし、こういう事って私もよくあるのだ。昔凄く美味しくて印象に残っており、たいした物じゃないのに今でも大好きみたいな。それは別に、その食べ物が激美味しいというより、その当時の想い出がスパイスになっているに他ならない。それでもたまに逆もあり、昔美味しかったからと言って買ってみたら何か全然おいしくないじゃん、みたいな時もある。これはただたんに、舌がこえたか、味覚が変わったかのどちらかだろうけど。私は、ほとんど好き嫌いはないが、モツ煮だけはどうしても食べられない。子供の頃、試食で「こてっちゃん」とかいう(今もあるのか?)モツの焼いたの(?)みたいのを食べたとき、噛んでも噛んでも何だかグニャグニャで、段々飲み込めなくなり泣きながら必死で飲み込んだことがあって、それ以来、嫌いなのだ。しかし、先日飲み屋へ行ったときに、連れが「モツ煮」を頼んで食べてみろと言うので、渋々食べたら、柔らかくて、想像していたのとは違った。これなら、食べられないこともない。でも、普段そんなに口にする機会もないので、多分またずっと食べないとは思うけど…。イイ意味でも、悪い意味でも、昔の覚えている味というのは、あてにならないのだとフと思った瞬間だった。 PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword