2008/03/12 Category : 雑記 砂糖の魔法は不思議 最近、手作りお菓子にはまっている。週にだいたい2回くらい、クッキーやらバウンドケーキ、シフォンケーキ、パイにヨーグルトムース。ガトーショコラやチーズケーキ、スイートポテト等々。あまりガンガン作ると、食べきれないので^^;週二回が限度だけど…。それに太るし…。お菓子を作っている最中って、甘い匂いや香ばしい匂いでとても幸せなのんびりした気持ちになる。これって、何だか不思議だ。料理でも、出来上がりつつある時のおいしそうな匂いは素敵だが、お菓子のソレとはちょっと違う。そして思う。職業の人(パティシエとか)は別として、お菓子を作る時って、幸せ、もしくは穏やかな時が多いのではないだろうか、と。何か不幸な事が起きた時や、慌ただしい時、悲しい出来事があった日には、「お菓子を作ろう」という気分にはならないもんである。料理は仕方なく作ったりするけどさ。だからきっと、甘い匂い=のんびり幸せ の図があるのだと思う。あ…でも甘いの苦手な人は…^^;まぁそれはいいや。昔々読んだ漫画で、こういうのがあった。舞台はイギリスだったけど、主人公は凄い太ったおじさんで、医者からも太り過ぎと注意されるほどの体格。しかし、そのおじさんは毎晩必ず あるレストランへディナーを食べにいく。体調を心配して、奥さんが「もうレストランへ行くのはやめて」というのだが、それも全く聞こうとしない。毎晩同じレストランにいき、出される物をとてもおいしそうに食べる。何故そこまでして毎晩そのレストランへ行くかと言うと…。最後の最後にそれが描かれているのだが、そのレストランのシェフがおじさんの昔の親友なのである。二人は最後のページまで会話もいっさいないし、会う事もない。それでもおじさんは毎日幸せそうに最後のデザートまでを食べて、帰っていく。かなり昔に読んだ漫画なので、設定などかなりあやふやではあるが、多分こんな感じの話だったと思う。で、何が言いたいかと言うと、そのおじさんのデザートを食べている笑顔が、本当に幸せそうなのだ。お菓子の甘い匂いを嗅ぐと、いつもこの漫画を想いだす。人を笑顔に出来るお菓子というのは、きっと焦げてても成功なのだ。生焼けは中るけど(笑) PR Comment0 Comment Comment Form お名前name タイトルtitle メールアドレスmail address URLurl コメントcomment パスワードpassword